人から見ればちっぽけなこと、自分にとっては“自分らしさ”の根幹に触れる予感。そんなモヤモヤした感情に一歩の勇気を、大上段でも押し付けでも無く“ボクもキミと同じさ”と軽く手を添えてくれるような楽曲。
満たされること無く、常にステップを促すロックミュージックをリリースし続ける彼らだが、今回の楽曲は高校生を主人公にしたアニメーションをきっかけに生み出されただけに、近年に無く青々しく、瑞々しいテイストを付加されている。それだけに22年を過ぎて、いつまでもロックバンド然とした魅力で新たなファンを獲得し続けるthe pillowsの根底をストレートに感じられる。いつまでも思うままにロックし続ける彼らの王道ソングの登場。