
真鍋吉明のソロプロジェクト
「NINE MILES」が新体制でアルバム、
ツアーを始動
活動の軸となるカミナリグモ 上野啓示と
語った“これまでとこれから”
インタビュー&原稿執筆:浅野保志(ぴあ)
――NINE MILES という真鍋吉明ソロプロジェクトがスタートしたのが2001年3月発表のアルバム『SOLOMONIC POLAR BEAR』。the pillowsの音楽性とはかなり違う印象もありましたが、このプロジェクトがスタートした経緯を教えて下さい。
真鍋:PC
が発達してきて、だんだん自分の家で音楽作業ができるようになった時期で。いわゆる家とスタジオで作業がリンクできるような時代になった。バンドにそれを一番使っていたとは思うのですけど、家で作業しているうちに自分の作る曲も録音してみようと思った。自分の中の表現方法として“レゲエミュージックを作りたいな”というのもあったので。何曲か溜まった時に、山中(さわお)君が、“そんなに曲が溜まってるんだったらアルバム作ってみれば?”みたいな話をいただいて。その時の自分の中ではライブとかは全然想定してなくて、自分の制作した音楽を、自分で歌ってどんなものになるのかなみたいな感じで。とりあえず音楽としてのレゲエミュージックが自分の中でライフワークとしてあったので、その表現方法を借りて作り始めたというのが
NINE MILES のスタートですね。
――実際に作品が世の中に出た時、反応はいかがでしたか。
真鍋:
やっぱりとても多く聞いたのは“意外”というか、非常にうるさいギタリストのイメージがあったとは思うので、それがレゲエミュージックをやるっていうその“ギャップ”。ただ、そういうギャップも僕は個人的に心地いいなと思ってて。自分が音楽を始めた頃、パンクロックに夢中になった頃に、レゲエミュージックもどんどん日本に浸透してきて最初は全然理解できなかったけど、どんどん自分の中でその存在が大きくなって、とにかくレゲエミュージックが大好きになった。ドレッドにしたり実際ラスタカラーを身に付けたり、ラスタ帽をかぶったりして分かりやすいレゲエファンはいてそれはそれで全く否定はしないけど、本当に心の底からレゲエミュージックを日本人としてのレゲエに向き合うスタンスだけは、自分の中で決めたものがあって。他人の国のカルチャーですから、それをたやすく借りるような真似はせずに、自分の中でレゲエというものを咀嚼して出したというスタンスだけはずっと自分の中で今までも持ち続けています。
――2003年8月に発表された2nd『Return of the Polar
Bear』はどのような経緯で発表されたのですか。
真鍋: いわゆるレゲエを知らない人も多いと思う。自分がレゲエで救われたことが多かったので、少しでも恩返しができたらみたいな感じで、レゲエミュージックが僕を介して誰かに伝わるのだったら、それはとても素敵なことだなと思って、その頃の制作をやる気になってたのかも知れないですね。
――2008年1月には3rd『REVOLUTION IS MY NAME』が出ました。ジャケットのアートワーク含めて今の流れに繋がっていく感じがしますね。
真鍋: そうですね。1枚目では“敢えてギターを弾かない”みたいなスタンスがちょっとあったんです。この辺りから自分のギターをレゲエミュージックにブレンドさせる方法を見つけ出した時期。ギターを基軸にしているレゲエミュージックに自分のギターをどうやって散りばめられるのかみたいなものが分かってきたんじゃないかなという時期だと思います。
――なるほど。2012年11月には“真鍋吉明”名義のギター・インストゥルメンタル作品『Rutile』が発表されました。このアルバムがNINE MILES の流れと違った形で完成したのは何かきっかけがあったのですか。
真鍋:
あるギタリスト界隈の人との出会いがあって。スタジオ・ミュージシャン系とか、日本の音楽の中でシーンを裏から支えていたようなギタリストの方々のオムニバスアルバムに参加させていただいて(編集注:松原正樹、野呂一生などギタリストが結集したギター・コンピレーション・アルバム『TIME
MACHINE』2011年9月リリース)。それの評判が良かったので、そのアルバムを作った方から“真鍋さんで1枚アルバム作ってみませんか”というお話をいただいて。やっぱりギターのインストの世界ってテクニカルなものが多くて、僕は全くそういう土俵では勝負できるようなタイプではなかったんですけど。その頃は“歌うようにギターを弾いてみたいな、ギターで完結する音楽を目指したいな”と思う時期だったんじゃないですかね。その時参加されていたギタリスト達の飲み会に参加させていただいた時はもう錚々たるギタリストばかりで。非常に恐縮感を感じながらも、そのアルバムに参加した事によって人間的にも世界的にも広がったきっかけになったような気がします。全然関係ない話なんですけど、このアルバムをプロデュースしてる人がレゲエ・シンガーのマキシ・プリーストと友達で。マキシ・プリーストが車に一緒に乗っている時にこのアルバムを聴いてて、僕の曲をめっちゃめちゃ気に入ってくれて、即興で歌詞を載せて歌ってくれた動画を送ってくれたことがあって。
――それは貴重なエピソードですね。
真鍋: “めっちゃかっこいいじゃん”と思って。やっぱり歌入るとかっこいいなって。“マキシ・プリーストありがとう”と思いました。めっちゃノリノリで歌っている動画が今でも残っています(笑)。宝物です。
――そしてカミナリグモ 上野啓示さんとの出会いを訊いていきたいのですが。2022年のカミナリグモ15周年記念アルバム『Another Treasure』に収録された「20号」という曲で、the pillows名義ではなく「feat.山中さわお&真鍋吉明(the pillows)」として参加されましたが、この経緯を教えて下さい。
上野: カミナリグモの、ghomaちゃん(成瀬篤志)と活動を始めて15周年ということで、今まで繋がりのあるミュージシャンのゲストボーカルのアルバムを
作ろうということで企画したんです。あれは確かちょうどコロナ禍ですよね。その中でさわおさんずっとソロのリリースとツアーをされてて。
その時に真鍋さんがさわおさんの弾き語りライブを観に来られていて、アンコールで確か二人で何曲かやった時ですね。その打ち上げでこの企画アルバムの話になり、真鍋さんが“そんな特別な企画があるんだったら自分もギター弾くよ”と言っていただいて。
真鍋: その前にもカミナリグモのアルバムに俺1曲参加してるという過去もあって。
上野: 2011年のミニ・アルバム『SCRAP SHORT SUMMER』の時ですかね。そう考えると10年越しっていう感じですね。
真鍋: うん。「カスタードクリーム」という曲で。
上野:
ただ当時はレコーディングだけしてライブをする機会はなかったんですね。心残りもありつつ何かできたらいいなという思いはずっとあったんです。その15周年の企画アルバムで一緒にやっていただけることになったので、レパートリーも増え、当時そのアニバーサリー企画のツアーがあって、参加していただいた人と各地回るツアーで、その時に東京公演でnoodlesのyokoさんとカミナリグモに真鍋さんが入ってもらってライブをさせていただいて。そこで初めて「カスタードクリーム」も念願叶って演奏できて。「20号」もその時は僕が歌ったんですけども、真鍋さんにギター弾いていただいて。
真鍋: そう。今までは打ち上げの席でしか会ってないというか。 初めてリハーサル入る時はすごい新鮮でね。“本当の2人を見れたな”っていう。正直楽しかったんですね。演りやすかったし、曲もいいし。自分のギターでもっと彩りをつけられる部分は貢献できるんじゃないかなって。ライブをやった時は充実感がありましたね。

――それを経て、2023年7月14日に同時に2作品が発表されました(編集注:NINE MILES『IN THE LIGHT AGAIN』/カミナリグモ+真鍋吉明『triograph』)。これは僕も衝撃でした。そしてツアーが東京・愛知・大阪と開催されて。ファンからすると、カミナリグモの楽曲に真鍋さんがギタリストとして参加する形が多かった中、今回は NINE MILES のボーカリストとして上野さんが歌うことも実現して。
真鍋:
元々大好きなシンガーでしたし付き合いも古いですし。ただ、啓示君がこんなに英語が達者だったのはその時まで知らなくて(笑)。自分の中で英語として歌っているものにちょっと限界も感じてたんですよね。啓示君、こんなに素晴らしい英語のスキルを持ちだったなんて。なんで早く言わないんだろうと思って。前から啓示君の歌をサポートしたいなと思ってたんです。すごいシンガーだからもっと世に出るべき人だと思ってるし。
上野: 自分が NINE MILES のボーカルに参加するのはすごく美しいストーリーで。元々高校生の時にthe
pillowsを好きになって、CD買ってライブにも行ったところから、自分も音楽活動をはじめて、CDを出せるようになって。色んなところで、the
pillowsを好きと言っていたら、たまたま媒体関係者の方の縁で、the
pillowsのライブに行ってご挨拶できることになって、手渡ししたCDをさわおさんが“いいね”とおっしゃっていただいたところから始まったんです。僕が覚えてるのは、the
pillows25周年トリビュート・アルバム(編集注:Tribute to the pillows『ROCK AND
SYMPATHY』)で「開かない扉の前で」をカバーさせていただいた時で。自分たち的にも納得がいく手応えがあったんですけど、それを聴いた真鍋さんが当時打ち上げで褒めてくれたのがすごく印象的で。その頃からお会いする度に、僕のこと、特に声を評価していただけているなと身に染みて感じていて。
カミナリグモが活動休止になって自分のソロ活動を細々続けてた時期に、THE PREDATORSのライブに行ったら真鍋さんも観に来られていて、打ち上げで僕と真鍋さんと吉田仁(SALON
MUSIC)さんが同じテーブルにいたんですね。真鍋さんが吉田仁さんに僕をプッシュしてくれて。後に自分のソロの曲を2曲ぐらい吉田仁さんにプロデュースしてもらったりとか。
――2025年5月に下北沢で真鍋さんと上野さんのライブが開催されました。この話も伺いたいのですが、僕が1番びっくりしたのは真鍋さんがガットギター(クラシックギター)でこのステージに臨んだのが衝撃でした…。この2人でライブやったのはどういう経緯だったのですか。

上野: 僕はやっぱり、ライブをやるためにNINE MILESのボーカルに起用していただいたと思っていて。ghomaちゃんと3人で回ったツアーでは、バックトラックを流して、ghomaちゃんと、真鍋さんの演奏に合わせて、僕がハンドマイクで歌うというスタイルでやったんです。今回、レコーディングでNINE MILES に参加してるのは僕と真鍋さんの2人なので、フットワーク軽く2人で再現できる形を作ることが今後の定期的な活動に繋がるなという思いが僕にはあって。“ふたりNINE MILES”でどれだけのことをできるか、がテーマだったんですよね。真鍋さんがアコースティックアレンジの完璧なデモを作ってくれて。NINE MILES の曲ってレゲエアレンジなんですけどそもそもメロディが美しくて、楽曲としてすごいクオリティが高いので、アコースティックで歌モノにしても映える曲はたくさんあるという確信はあったので。そのデモをガット(ギター)で作っていただいたんですよね。
真鍋:
最初に啓示君に“ライブ一緒にやりませんか”って話を聞いた時に、僕が啓示君に、“クラシックギター弾いていい?”って訊いたら“いいですよ”と言ってくれたので。自分の中で“隠し刀”というか、絶対出さなかった“クラシックギター”というのは。やっぱり自分の中でロックギタリストという生業を持ちながら生きてはいたんですけど、その傍らずっとクラシックギターを弾いてたんです、自分のためだけに。もちろんバッハのレパートリーを増やしたいという欲求もあって。ずっとそれはギタリスト真鍋吉明の知られざる部分で、人には出してない部分だったんですけど。こんな機会があるならクラシックギター弾いてみたいなと思って。啓示君に訊いてみたらいいよって言っていただいて、じゃあどうせやるんだったら全部クラシックギターでやってみようかなみたいな感じで。啓示君のギターと歌と自分のクラシックギターとミックスしてみるとこれはいけるかもと思えた。最初に話した時は“アコースティックでやりませんか?”と言うので、ビールでも飲みながらガチャガチャとコードを弾いて楽しくアコースティックセッションしようと思ったんですけど。啓示君が持ってきてくれたカミナリグモで“この曲やりたいです”という音源は、すごいかっちりしたアレンジがされてて。じゃあ自分もちゃんとNINE
MILES
の曲をアコースティックアレンジしなきゃダメだなと思って。適当にコードを弾いてるだけじゃ面白くないと思って、いざ実際ちゃんと自分でクラシックギターでアコースティックアレンジをしてみた。結構そのデモトラックを作る時が転機だったような気がします。自分の開けてはいけない蓋を開けちゃったみたいな。めっちゃめちゃいいかもって今自分で思えるぐらいのめり込んだ。時期的にこっちに振り幅が大きければ大きいほどまたその自分の反動も予測して面白いんじゃないかなと思って。クラシックギターにがっつり振り切った後、自分がどっちに行くのか。今まで何十年もピックでギターを弾いていた人間が指で頭から最後まで弾き通したっていう、自分のギタリスト人生の中でも大きな転機にはなったので。開けてはいけない蓋を啓示君に開けられた感じですね(笑)。
――そして2025年8月に4thアルバム『LABRADORITE』が発表されました。それは3曲の新曲と、これまでのアルバムに収録されていた楽曲を上野さんがボーカルで、新しいアレンジが施された7曲の計10曲という構成ですね。
真鍋: 基本的に啓示君に歌ってもらったらどんな感じになるんだろうという興味がこの2人体制の NINE MILES の最初の楽しみっていうか面白さで。啓示君の声に映える曲を優先してセレクトして。新曲も、自分の中にあった中で“これ啓示君が歌ったらすごくいいんじゃないかな”みたいなところで選ばせていただいた感じですかね。
――サウンドやアレンジはずいぶん変わった印象を受けたのですが、それは今回に向けてリニューアルした感じですか。
真鍋: 今、音楽制作で自分が NINE MILESを 始めた当初とはものすごく日々が空いてる分だけテクノロジーも進歩してて。 もちろん自分がエンジニアとしてもミュージシャンとしてもスキルが上がってますし。サウンド的には今の自分に作れるベストなものを。NINE MILESを始めた頃には全然不可能だったドラムのグルーブ感とか、そういうものは今自分で出せるようなスキルが身についたので。万全で胸を張って世に出せる作品を作りたいなというのもあったので。それを家でできる時代になっていたってことですよね。
――新曲3曲は上野さんが英語詞を書きましたが、これはメロディが真鍋さんから来てそれに対して書くというオファーだったのですか。
上野:
そうですね。メロディライン入りのデモをいただいて。そこに対して“歌詞は英語で”という指定があったのでなんとか頑張って着想して。僕はテーマを持って書くことが多いんですけど「under
the crescent moon」は書きながらテーマができてきて、それに沿って書き上げていくっていう流れなんですけど。”How far did I
walk?”は、“どのぐらい遠くまで歩いただろうか”みたいなところから入って。カミナリグモでもよくある設定なんですけども孤独でも前向きな旅をしていく設定で。ちょうどこれから
NINE MILES
が新たに動き出していくようなイメージで書き上げたり。「Labradorite」というアルバムのタイトル曲は元々の真鍋さんのデモが「Labradorite」という仮タイトルだったんですね。この言葉は何だろうと思って調べたら鉱石の名前なんですよね。
その意味が“見る角度によっていろんな光を放つ鉱石”みたいな意味が出てきて。これはもう絶対このテーマで歌詞になるなって。この曲に関しては最初からその仮タイトルのイメージで作り上げたっていう感じです。
――ということはアルバム2曲目「under the crescent moon」はタイトルも含めて上野さんのアイデアですか。
上野:そうですね。ただこの曲も実は仮タイトルが「one step forward」で “another step forward”というのが2番で出てくるんですけどもちょうどはまるなっていうところで入れたりとか。仮タイトルにちょっとインスピレーションを受けつつ、真鍋さんもおそらくその仮タイトルはその曲のイメージでつけてらっしゃると思うので。
真鍋: 実はね、 スカっぽいじゃないですか。MADNESSに「One Step Beyond」という曲があるんですよ。それで「one step forward」にしてしまえと思って冗談でパッとつけたんですけど。それがなんかきっかけになったら面白いなって。「One Step Beyond」のパクりです(笑)。

――これを携えて11月からまずアコースティック編成のツアーが発表されました。その後まだ発表はされていませんがバンドのライブもあるそうで。アコースティックツアーはどんな内容でやろうとしてますか。例えばガットギターで行くのか、とか。
真鍋: 今回はガットギターオンリーで行こうかなと思ってます。
――もうリハは始まっているのですか。
上野: 先日、カミナリグモのツアーで、NINE MILESのアコースティックセットで出るっていう日があって(9月6日:福島公演)、まずはそのリハで、ツアーに向けてレパートリーを増やして(笑)。その日は2人で8曲、ghomaちゃんと1曲で計9曲やったんですけど、すごく手応えのあるライブになって。それでも福島はツーマンなので 、こちらのツアーは基本ワンマンで、やっぱりある程度曲数が必要なので、更にギター2本アレンジの曲を増やしてリハをするつもりです。そもそも真鍋さんが作ってくれるデモがそういう構成になってるので、そのデモを忠実に、僕はちょっと拙いギターですけど、頑張って真鍋さんの世界観を表現できるようにギターを弾いて。歌は責任を持っていい歌を歌いたいなという気持ちですね。
――最後に真鍋さんから、 NINE MILES を中心にこれからの音楽活動をどんなふうにやってい
きたいと思っていらっしゃるかお聞かせいただけますか。
真鍋: そうですね。自分がギタリストというスタンスの部分と、NINE MILES をやっているという部分2つがあると思うので、その2つをバランス良くやっていきたいなと思いますね。NINE MILES を核としつつも、やっぱギタリストとして他でも弾いたりとか。今、本当にピックも使わずガンガンにアコースティックに振った自分がその反動でエレキギターを持った時を楽しみにしてる感じですね。今、現時点では。
――なるほど、いわゆる隠し刀を今、抜いてる段階ですね。
真鍋: 抜いてます。それを収めた時にまた新たな自分が見えてくるんじゃないかなと。ただ啓示君と知り合って活動をやるようになって思ったのは自分の中には色んな表現方法があるんだなと思って。自分がガットギターを持って2人でアコースティックで旅するなんてことは自分では全然想像もしてなかったんですけど、 いざやってみるとめちゃめちゃ面白いし。やっぱりコンパクトに音楽活動できるのもこれはこれで素晴らしいことだなと思って。いろんな扉を開けていただいてとても感謝してます。2人でコンパクトに動ける形態があるっていうのはとてもいいなと思って。“ちょっと行こうか”って言って行けるようになったらそれはそれで素晴らしいことだなと思って。色んな形でギターを弾いて制作をしていきたいなと思っています。

RELEASE

2025.08.06.OUT!
NINE MILES『Labradorite』
会場・通販限定 ¥3,000(tax in)
- 01.Sweet sweet anthem
- 02.under the crescent moon
- 03.Cause of joy
- 04.Easy come,Easy go
- 05.A Perfect Circle
- 06.Scalet Emotion
- 07.Freeze Contact
- 08.Labradlite
- 09.Priority in the life
- 10.where our stories go
NMNO-001
TOUR

O.A.上野啓示 + 真鍋吉明(長野公演以外)
NINE MILES
Labradorite Tour2025 -
2026
-Acoustic Session-MORE INFO
※前売4000円 当日4500円(+1DRINK)
O.A.上野啓示 +
真鍋吉明(長野公演以外)
- 11.2.Sun.三軒茶屋 GRAPEFRUIT MOON
open18:00 start18:30 TICKET - 11.8.Sat.名古屋 Sunset Blue
open17:30 start18:00 TICKET - 11.9.Sun.大阪 Cafe Room+
open17:00 start17:30 TICKET - 12.13.Sat.広島 ヲルガン座
open18:00 start18:30 TICKET - 12.14.Sun.福岡 LIV LABO
open18:00 start18:30 TICKET - 1.10.Sun.長野 NEON HALL
open17:00 start17:30 w/カミナリグモ TICKET - 2.28.Sun.札幌 musica hall cafe
open18:00 start18:30 TICKET