the pillows 25th Anniversary NEVER ENDING STORY 06

あの日のロックンロールの引力は万能で　裸足のままで走り出していたんだ

the pillows結成25周年記念シングル。
サウンド、リリック、タイトル、そしてthe pillowsの25年。全てが清々しく結びついたロックバンドのアン セムが登場した。

昨年9月16日にリリースされたシングル「ハッピー・バースデー」。活動休止明けであり、25周年のスタート となったこの楽曲は、紆余曲折ありながらも、20年以上の時、バンドをやり続けたことの事実、それをセン チメンタルな部分も含め受け止め、新たな一歩を踏み続ける決意を歌ったものだった。
そして25周年の最後となるこのシングル。全てを受け止めた清々しさ、そんな境地だからこそできる物事の 、ロックンロールの本質を歌い切った、何とも瑞々しく、心躍らせる名曲となっている。鼓動を煽るイント ロから一瞬でロックに出会った幼き瞬間にスリップ。何が正しく、何が間違い。何かを信じ、何かに裏切ら れ。希望と絶望の狭間で揺れ動く。それでもあの日に出会ったロックンロールの引力が、小さくても確実な 一歩を踏み出す原動力となる。

誰もが知るヒット曲があるわけでも無い。けれど彼らの音楽を生きる糧とする熱きロックファンと共に、25 年もの歩みを続けてきたthe pillows。自分を支えてくれたロックバンドについて歌ったこの曲で、the pillowsがロックンロールバンドのアンセムとなる。