改めて、the pillowsの粗削りな良さ、音楽に対する情熱を感じました。
設備が整っていない、ライブ会場としては悪条件の中、ひたすらに歌い、演奏し、楽しい時間を届けようとする姿がひしひしと伝わってきました。
お客さんもthe pillowsの出番を心待ちにしているようで、思い思いに楽しむ姿が印象的でした。
さわおさんが本編の中でも語っていましたが、日本人にはない楽しみ方があり、良いなと思いました。
次のライブでは自分ももっと好きに楽しみたいです。
ライブ映像はもちろんですが、オフショットの場面も面白かったです。
特にオープニングのお店の場面、その帰りの車のトークが最高でした。

DVDは一人でもお友達とでも楽しめます。
オープニングのしんいちろうさん’ｓトークは爆笑ものです。
アメリカのファンの熱さに驚きました。
各人のピロウズ愛が伝わってきます。
私たちはアルバムが出ればそれを発売日に手にすることができるし、アルバムが発売されたらツアーあるよね、と当たり前のように考えてしまいます。
でもアメリカのファンの人たちは、次いつ来てくれるのかと期待に胸をふくらませながら、一日一日を過ごしているのではないでしょうか。
そんな思いが爆発した、とても楽しいライブ映像になっています。
日本では考えられないノリですが、全然嫌な気分がしないですし、本当に楽しんでいるんだなと 思える姿に、見ているこちらも笑顔になります。
いつもピロウズが身近にあることに感謝できる、今までのDVDとはちょっと違った思いが生まれるものだと思いました。
ただし。
映像はかなりブレブレなので、酔いやすい人要注意だと思います。

自由の国アメリカではライブの楽しみ方もフリーダム！ SEがかかる前から叫び続け、 クラウドサーフが飛び出し、写真も撮り放題というのが国内とはだいぶ様相が異なりますが、その貪欲な熱狂ぶりに胸が熱くなりました。言葉の壁を越えて伝わる何かがあるのだと感じます。
ライブ映像はもちろんですが、メンバーのオフショット映像もかなりの見所です。ライブ前後の様子も臨場感たっぷりですね。隅から隅まで楽しませていただきました。

まず驚いたのは、ライブの音がすごく良くなっていたこと！
今までのアメリカツアーのDVDを見ると、人気こそあれど、ライブの音が不安定な箱の印象で、もったいない気持ちがあった。でも今回は、日本のライブハウスで演奏しているみたいにクリアなサウンドだった。(大変なライブハウスもあったみたいですが、、)
そして、いい会場でライブが出来ていることに、嬉しくなりました。
どんどんピロウズが認められていく。100パーセント歌詞が通じているわけではないと思うけど、 それでもあんなに楽しそうなアメリカンたちを見ると嬉しくなる。
言葉が簡単に通じないから、楽曲の良さがストレートに理解されているのだと思う。
ピロウズの音楽が愛されていることを確認できる、嬉しい内容だった♪♪